本社工場のご紹介 -その2-
2019.02.21
富士山のお膝元、山梨県にあるISO9001認証取得の本社工場では、羽毛ふとん製造に必要な施設をすべて整え、直輸入した羽毛を使った安心で安全・高品質な羽毛ふとんの一貫生産をしています。
~その1の続き~
検査室では、日本羽毛製品協同組合が定めた品質基準に基づき、経験豊富なスタッフの手によって様々な検査を実施しています。
・鳥種混合率→グースまたはダックの質量比をみる検査
・組成混合率→羽毛に含まれているダウン、フェザー、ダウンファイバー、フェザーファイバー、きょう雑物(物質に混入している別の物質)などを振り分けて割合を調べる検査
・ダウンパワー→ダウンのふくらみ具合を見る検査
・洗浄度試験→羽毛を洗浄した水の透明度を清浄度といい、この検査によって「羽毛が綺麗に洗浄されているか」を見ることができます
選別された羽毛は、羽毛投入機を使用して1枚ずつふとんがわ地のキルトごとに定量投入します。
投入口をミシンで閉じ、ふとんが完成します。
検針機を通し安全性を確認してから、検査員の目で細かくチェックを行い、お客様のもとへお届けします。
世界のあちこちを旅してきた素材が、1枚の羽毛ふとんとして出来上がるまでには、実はこんなにも多くの工程を経ていたのです。
結構ドラマティックですよね。
そして、始めから終わりまで全ての工程を自社で一貫して行っている私たちだからこそ、「誇りをもって作り上げた確かなもの」をお客様へ提供できると考えています。
※kokikuの羽毛 動画