~SINCE 1914~ 織物工場について
2023.07.12
弊社の工場がある山梨県都留市。この地の織物は江戸の昔から「甲斐絹(かいき)」と呼ばれ親しまれていました。
以来、高級織物産地として知られていましたが、1960年代をピークに残念ながら衰退の一途。
それでも私たちは、令和の現在も自社工場を持ち、伝統的な織物の灯を絶やさないよう、新しい技術を取り入れながら真摯なものづくりを続けています。
織物は経糸(たていと)に緯糸(よこいと)を交差させることで生地になっていきます。
この作業を行う機械を織機(しょっき)といいます。
この織機、ただスイッチを入れさえすれば自動でどんどん生地を織っていくわけではありません。糸や繊維の状態を見て、さらにその日の気温や湿度に合わせて精密な調節をしながら、まるで機械と対話するように織り上げていきます。
自社工場では熟練者が日々国内外の厳選素材を使用した生地作りに勤しんでいます。
誇りを持って作り上げた製品をぜひ体感してください。