3月4日はミシンの日
2019.03.04
kokikuの本社工場や九州の壱岐工場には複数台のミシンが毎日稼働しています。(※トップ画像の写真はkokiku本社工場にある現役ミシンです)
ミシンの日は日本家庭用ミシン工業会(現在は日本縫製機械工業会)が1990(平成2)年にミシン発明200周年を記念して制定しました。
ミシンという言葉の語源は、英語の『ソーイング マシン(Sewing Machine)』の『マシン(Machine)』が日本人にはミシンと聞こえた為、いつしかその名になったというのが定説だそうです。
ちなみに、このような聞き間違えが語源の日本語は、『レモネード(lemonade)』→「ラムネ」や『ホワイトシャツ(White Shirt)』→「Yシャツ」など意外と多く存在します。
ミシンは18世紀中頃からイギリスで種々の考案がなされ、日本に初めて渡来したのは1854年にペリー提督が来航した際に将軍家に贈られたものというのが最も古い記録にあります。
その4年後(安政4年)にはジョン万次郎がアメリカから持ち帰っています。
普及をはじめるのは明治期になってから、西南戦争の頃に軍服を大量に生産する必要にせまられ、政府がこれを機に
大量にミシンを輸入したり、洋服の普及とともに横浜や神戸で輸入販売されるなど一般家庭に広まっていきました。