人と鳥が共生するアイスランドの心豊かな暮らし

アイスランドでは1000年以上にわたり、アイダーダックと人との間に特別な関係を築いてきました。春、人は営巣地の周辺を清掃し、卵を産むために帰ってくるのを待ちます。雌のアイダーダックは、自分の胸の羽毛をくちばしで敷き詰めて巣をつくり、卵を産み、温めます。外敵から巣を守るために人が昼夜見廻り、雛が大きくなり巣立った後、その羽毛を拾い集めます。孵化した鳥は2~3年で成鳥となり、また卵を産むためにこの場所に帰ってくるのです。1㎏を採取するのに60~80個の巣が必要とされる希少なダウンです。

アイダーダウンの採取と生産は、長い時間をかけて培ったアイダーダックにとっての安全な生息環境と人との信頼関係によって成り立っています。1847年にはアイダーダックは国によって保護動物に指定され、生息環境も大切に守られています。

<化学薬品を使わない伝統技術と最新機器>

採取された羽毛はすぐに乾燥、120℃の熱で殺菌され、最新の専用機器によって洗浄します。最終のチェック工程では、残ったフェザーや塵を手作業で除きます。古来からの先人たちのアイディアや手法を応用したもので、化学薬品は一切使用されていません。優れた保温性を損なわないよう細心の注意が払われ、アイスランド政府公認の検査官によって厳しく品質管理されています。

<最高峰のあたたかさと軽さ 一生ものの羽毛>

アイダーダックの羽毛は、たんぽぽの綿毛のように、小さなボール状の中心から細い繊維が全方位に伸び、それぞれの繊維の小さなフック型の先端が互いに絡まり合っています。弾力性のある羽毛によって暖められた空気がエアーポケットとなり、断熱材の役割を果たしているのです。「布団に入った瞬間あたたかい」「冷え性だけど靴下なしで寝られた」という声が聞かれる所以です。

<kokikuのアイダーダウン>

kokikuは、アイスランドのキングアイダー社と長年にわたり友好関係を築いています。商社を通さず直接輸入したアイダーダウンを、さらに山梨の自社工場で富士山の天然水で洗い上げる一段上の品質です。がわ地の縫製から布団に仕上げるまで自社で一貫生産しています。確かな品質を工場直送の適正価格でお届けいたします。

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