羽毛製品のお手入れ

羽毛製品のお手入れ

2019.02.04

お客様からよくご質問をいただく羽毛製品のお手入れについて。その方法をご紹介します。

①ご使用上の注意
羽毛製品に直接針を通したり、ピンでとめたりすると、針あとの小さな穴から中の羽毛が出てきてしまいます。絶対に針を通さないよう気をつけてください。また、汚れ防止のために、必ずカバーをかけてお使いください。

②干し方:乾燥した状態を保つことが大切です
羽毛は吸湿、発散性に優れているため頻繁に干す必要はありませんが、羽毛布団やクッションは月に1~2回、ピローやダウンパッドは月に2~3回、日干し又は風通しの良い日陰で1時間ほど干してお使いください。(シルク地の布団は、直射日光に弱いので日陰に干してください)がわ生地の日焼けや汚れを防ぐため、綿のカバーを掛けたまま、または大きな布などで覆って干してください。布団乾燥機もご使用いただけます。尚、羽毛の傷みの原因となりますので、干した後たたかないでください。

③お掃除
キルティングのくぼみ、縫い目などにホコリなどが溜まることがあります。ブラシ、または掃除機で丁寧に取り除きましょう。

④収納方法
長期間保管する際は、羽毛製品を日干しや陰干し、もしくは布団乾燥機などを使ってよく乾燥させてから通気性の良い綿などの袋や、カバー、シーツなのどの大きな布で包んで保管してください。通気性のないビニール袋などには入れないでください。特に圧縮袋の使用は羽毛が痛む原因になりますのでお避けください。防虫剤をご使用になる場合は、ピレスロイド系(無臭タイプのもの)をお使いください。

⑤ニオイが気になったら
長期間保管によりニオイが気になった場合は以下の方法を1~2日間ほどお試しください。
布団の場合、縦3つ、横4つ程度にたたみ空気を押し出します。
3~4回空気抜きを繰り返した後、天日または風通しの良い日陰で表と裏をそれぞれ1時間程度干してください。

⑥洗濯・クリーニング
家庭でのお洗濯はお避けください。がわ生地の破れ、不完全な乾燥がニオイやヘタリの原因になる場合があります。普段からカバーをかけて汚れを防ぐようにお使いください。万一汚れてしまった場合は、小さな部分であれば濡らした布で拭き取るか、つまみ洗いをしてください。濡れたままにせずドライヤーで早めに十分乾かしてください。大きく汚れてしまった場合は、信頼できるクリーニング店にお問い合わせください。

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とくに羽毛布団は、長くご使用いただくうちに、がわ生地が汚れたり、羽毛が傷ついたりして保温性・弾力性が低下することがあります。定期的なメンテナンスで、羽毛は本来の機能を取り戻し、新品と変わらない品質によみがえります。使いはじめてから7年を目安に状態をチェックして、下記のような症状があった場合は「羽毛布団リフレッシュ」をお考えください。
羽毛布団のボリュームがなくなった
あたたかく感じなくなった
布団の中で羽毛がかたよっている
ペットのトラブルなどで汚れてしまった
生地に穴を開けてしまった、縫い目などから羽毛が出てくる
サイズを変更したい…など

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